「松葉蟹の足を姿のまま盛るために作られたと思われるもので・・・」

白釉変形鉢・有松進

蟹とは美味しいもので、松葉蟹は12月~2月頃まで皆それぞれにたのしまれるのではないでしょうか。(私は松葉蟹でなくても季節は違いますが渡り蟹(菱蟹)も大好きです)

この編笠の大ぶりの向付は松葉蟹の足を姿のまま盛るために作られたと思われるもので、本歌は何だったのか判然としていません。ある料理屋さんのために作ったことがあり、一枚私の手もとに残っていて、盛り鉢、盛り皿としていろいろに使えるものだと解り久しぶりに作ってみました。丸ばかり多くなる食卓の中では変化がつき、白釉であることで何でも盛りやすくお手許にあると重宝なものではないでしょうか。

お猿のお箸置は大人気をいただき今は少しになってしまいました。ありがとうございました。

店主 真木

西日本は、週末40年ぶりの寒波襲来だそうです!(@_@)

ひょっとしてひょっとしたら、沖縄の方でも雪がちらつくとか・・・(≧∇≦)

雪の金閣寺ってきれい!って言ってられないですねA^^;)

蟹のうつわ

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木